作新学院大学からのお知らせ

人間文化学部の日高茂暢准教授が「日本パーソナリテイ心理学会」から表彰されました

人間文化学部の日高茂暢准教授が「日本パーソナリテイ心理学会」から表彰されました
(最終更新日:2020/09/29)

2018年8月31日

  • 本文と写真
    日高准教授


 人間文化学部の日高茂暢准教授が、8月26日~27日に開催された『日本パーソナリティ心理学会第27回大会』において、優秀大会発表賞を受賞しました。
 
 発表題目は、「どのような学級でスクールカーストが学校適応感の格差を起こすのか -マルチレベル分析による検討-」。北海道大学の水野君平さんとの連名発表です。

 
  ⇒日本パーソナリティ心理学会HP

 日高准教授のコメント 子ども達が過ごす学校・学級の中には、グループ間の地位の差が生まれることがあります。今回の研究では、グループ間の地位の差が大きいクラスでは下位グループの生徒ほど学校での充実感が低くなる一方で、グループ間の地位の差が小さいクラスだと、どのようなグループにいても充実感が高いことが分かりました。この結果から、仲の良さを求める学級経営よりも、子ども1人1人がそれぞれの活躍できる場を提供する学級経営が、子どもにとって過ごしやすい学級づくりに大切だと思います。