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【学生インタビュー】教員採用試験合格者 第1弾

【学生インタビュー】教員採用試験合格者 第1弾
(最終更新日:2024/01/19)

2024年1月19日
令和6年度 公立学校教員採用試験において、27名(延べ人数)の合格者を輩出しました。本学の人間文化学部 発達教育学科 は、少人数制の授業スタイルを重視しており、大学の教員と学生の距離がきわめて近く、きめ細やかな教育を実践しています。さらに、教職実践センター では教員をめざす学生に学習の場を提供しています。
 
今回は合格者インタビュー第1弾として、合格者の中から7名の学生に、本学での学びや試験勉強について聞いてみました。
 
人間文化学部発達教育学科4年
・茨城県公立小学校合格 金原 千紘さん
・栃木県公立小学校合格 西本 真也さん
・千葉県公立小学校合格 小林 奈々さん
・新潟県公立小学校合格 今井 佑佳さん
・新潟県公立小学校合格 松本 愛莉さん
・島根県公立小学校合格 髙久 瑠夏さん
・栃木県公立特別支援学校合格 水沼 沙也さん
 
⇒発達教育学科の詳細は こちら
⇒教職をめざす学生へのサポート体制は こちら


茨城県公立小学校合格
 金原 千紘さん
(作新学院高等学校出身)

  • 学生1(金原):インタビュー
    金原 千紘さん

教員をめざすきっかけを教えてください
 教員になりたいと思ったきっかけは、小学校高学年のときの担任の先生がきっかけです。毎日楽しくお仕事をしている姿や素敵な人間性に憧れて、私もその先生のようになりたいと思いました。また、子どもたちが「算数が苦手だけど、この先生の授業なら好きになれそう」「行事以外もこのクラスで過ごす時間が大好き」と思ってもらえるような教員になりたいです。
 
合格に向けてどのような準備をしましたか?
 1次試験の準備を始めた時期は、3年生の春からです。受験したい県の過去問を昨年と一昨年の2年分ずつ解いてみて、どのような出題範囲でどのような出題方法なのかを確認してから細かく勉強を進めました。分からないところは友達に助けてもらいながら頑張っていましたが、出題範囲が広く、一人では難しいと考え、小学生から高校生までお世話になっていた塾に連絡して、1月から週1回通っていました。また、全国模試を3回分受験して、自分が全国や志望県でどのくらいの位置にいるかを確認していました。最初は模試を受けるか悩みましたが、自分がどのくらい成長しているのかが結果で見ることができるので、モチベーションアップにも繋がりました。
 勉強時間は、1日3時間を目安に頑張っていましたが、1月から一次試験までは1日8~10時間勉強を一生懸命頑張りました。個人で用意した問題集は3~4周して、過去問は頑張って2周しました。
 2次試験対策では、教職実践センター の先生方に面接や集団討論、模擬授業、論作文を夏休み中にたくさん教えていただきました。
 私は、友達や先生方のお陰で教員採用試験に合格することができました。勉強方法や対策方法は人それぞれですが、周りに頼ることで得るものが多いと感じたので、一人で頑張りすぎずにぜひ頼ってみて欲しいなと思います。
 
作新大での学びはどのように役立ちましたか?
 私は、特にこれが1番というわけではなく、講義や実習、先生とのお話など一つ一つが合格につながっており、将来役に立つ学びだと思います。講義では、子どもたちにどのように伝えたいかや授業を行う上で配慮・留意することなどを学びました。また、実習では、視野を広く持つことを学び、人のあたたかさをとても感じました。先生とのお話では、今の学校の実態や場に応じた教師としての対応方法、教師の素敵なところなどを知ることができました。
 日々の学生生活で、なるほどなと思うことや、もし教師になれたら自分はこうなりたいなと感じることがたくさんありました。
 
後輩へのメッセージをお願いします
 作新大の先生方は、とても良く学生のことを見ていて、懇切丁寧に面倒を見てくださいます。学生に対して協力的で、私自身、特に教育実習や教員採用試験でたくさん助けていただきました。私が高校生のときは、「大学の先生」と聞くと硬いイメージがありましたが、作新大の先生方は気さくで本当に良い先生がたくさんいます。また、同学年は授業を熱心に頑張る人が多く、優しい人もたくさん居るので安心して大学生活を送ることができています。
 4年間は長いようで短いので、試験勉強も頑張りつつ、大学生活も楽しんでください。


栃木県公立小学校合格
 西本 真也さん
(宇都宮南高等学校出身)

  • 学生2(西本):インタビュー
    西本 真也さん

教員をめざすきっかけを教えてください
 小学校時代の担任の先生がきっかけで教員をめざすようになりました。その先生から多くのパワーをいただいたおかげで、様々なことに挑戦することができました。将来は、憧れの先生のように、児童の挑戦や成長を後押しできる教員になりたいと思います。
 
合格に向けてどのような準備をしましたか?
 1年生の時から大学の授業と並行して問題集や過去問を少しずつ解いていました。早期の段階から基礎知識を固めたことで、自信を持って1次試験に臨むことができました。2次試験に関しては、教員採用試験講座 に参加したり、教職を目指す仲間と何度も練習を行いました。その結果、本番では緊張することなく積極的にアピールすることができました。また、学外では少年サッカーチームのコーチとして、小学生と関わっていました。教員採用試験の対策とバランスを取りながら、このような経験をできたことも試験を戦い抜く上で強みになりました。
 
作新大での学びはどのように役立ちましたか?
 教員採用試験講座(個人面接・集団討論)に参加して、細かなアドバイスをいただけたことが合格につながったと思います。2次試験の対策は自分一人では難しいので、積極的に参加することをお勧めします。
 
後輩へのメッセージをお願いします
 作新学院大学の良いところは、小学校教諭の免許だけでなく特別支援学校教諭の免許も取れるところです。また、発達教育学科 は少人数制なので、経験豊富な先生方から手厚いご指導をいただけるところも良いところだと思います。


千葉県公立小学校合格
 小林 奈々さん
(匝瑳高等学校出身)

  • 学生3(小林):インタビュー
    小林 奈々さん

教員をめざすきっかけを教えてください
 小さい頃から漠然と教員になることを目指していました。将来の夢としてしっかり定めたのは中学1年生の担任の先生と出会った時です。「やる時はやる、楽しむ時は楽しむ」というメリハリをつけて接してくれる様子を見て、私もそんな教員になってみたいと思いました。
 将来は教員としてメリハリをつけて子どもたちと接しながら、子どもたちと共に自分自身も成長していきたいです。
 
合格に向けてどのような準備をしましたか?
 3年の教育実習が終わってから、少しずつ勉強を始めました。本格的に始めたのは3年生の春休み頃です。振り返りのために問題集を解く、参考書の解説を読むという繰り返しをしました。5月からはひたすら過去問を解いて傾向を掴むことと、教育時事の情報を集めていました。
 集団面接、個人面接、模擬授業は大学の先生だけでなく、地元の学校青年部主催の勉強会に参加して練習しました。
 
作新大での学びはどのように役立ちましたか?
 一つ一つの授業です。授業の内容が教員採用試験の内容につながるので、あの時もっとちゃんと聞いておけばよかったと後悔することが何度もありました。
 他には教育実習での経験です。「先生の授業楽しかった!」といってもらえた時の達成感は忘れられません。その達成感と楽しさがモチベーションになりました。
 
後輩へのメッセージをお願いします
 友達と学び合う環境があることです。一緒に勉強したことで、わからないことはすぐに聞いていました。また、頑張っている友達を見て自分も頑張ろうというモチベーションにつながりました。
 同郷の友達がいなかったため、1年時はとても不安だらけでしたが、大学4年間を通してそんな友達と出会えることが作新学院大学の良いところだと思います。


新潟県公立小学校合格
 今井 佑佳さん
沼田女子高等学校出身)

  • 学生4(今井):インタビュー
    今井 佑佳さん

教員をめざすきっかけを教えてください
 中学生の頃、国語の先生の授業を受けて、自分もその先生のような面白い授業をしてみたいと思ったのが教員を目指そうと思ったきっかけです。その後も、高校生の頃、悩みを抱えていた時に親身に話を聞いてくださった先生に出会い、自分も子どもたちと真剣に向き合い、一人一人を大切に考えられる教員になりたいと思いました。
 
合格に向けてどのような準備をしましたか?
 大学1年生の頃から、教員採用試験講座 に参加し、教員採用試験を意識していましたが、本格的に勉強を始めたのは、大学3年生の冬頃です。過去問を中心に、苦手な問題を何度も解きました。中学の頃に使っていたワークを使いながら、5教科の勉強をしました。教職教養や学習指導要領は、試験の1~2か月前から本格的に取り組みました。
 
作新大での学びはどのように役立ちましたか?
 大学の学びの中で、将来に役立つと思ったことは、教育実習での学びです。教育実習では、実際に児童生徒と関わり、授業の難しさや楽しさを知ることができました。教育実習に行く前の事前指導では、板書の書き方や、授業時間を守ることの大切さなどを学びました。
 
後輩へのメッセージをお願いします
 作新大の先生の良いところは、学生との距離が近く、話しやすいところです。授業だけでなく、空き時間にも関わる機会があり、信頼関係を築くことができると思います。教職実践センター では、常に先生方がいらっしゃるため、相談したいときに話を聞いてもらうことができ、安心して大学生活を送ることができます。


新潟県公立小学校合格
 松本 愛莉さん
(小山城南高等学校出身)

  • 学生5(松本):インタビュー
    松本 愛莉さん

教員をめざすきっかけを教えてください
 中学3年生の春、進路選択を迫られ、自分が将来何になりたいかを考えていた時でした。小学校は私にとって大切な居場所でした。私は小学校が好きで学校に行くのが楽しく、また、歳の離れた妹や従兄弟と昔から一緒に遊んだり、勉強を教えたりしていて自分より年下の子と関わることが好きでした。また、妹や妹の友達に勉強を教えて「わかった!」と言われた時がとても嬉しく、そういった環境や子どもながらの経験があり、「将来小学校の先生になりたい」と思い、進路選択を行いました。
 子どもたちに寄り添い、子どもたちのやりたいことを全力で応援し、サポートすることのできる教師、そして、子どもたちが自分らしくいられる居場所をつくる手助けをすることのできる教師になりたいと思っています。
 
合格に向けてどのような準備をしましたか?
 2年生の頃から 教員採用試験講座 には参加していました。自分で本格的に採用試験に向けての勉強をし始めたのは、小学校教育実習が終わった後からです。私は、一人で黙々と書いて覚えるという勉強の仕方は自分に合っておらず、手の運動になるだけなのでしませんでした。過去問や参考書の問題を解いて間違えた問題やわからなかったところをフラッシュカードにしました。それをひたすら声に出して言ったり、友達と問題を出し合ったり、答えではなく答えの解説をしたりして頭に入れていました。
 
作新大での学びはどのように役立ちましたか?
 プレインターンシップ、小学校教育実習、中学校教育実習を通して、自分はやっぱり教師になりたいんだと再確認することができました。どの実習も行く前は上手くできるかと心配でしたが、そんな心配もすぐに吹き飛ぶほど楽しむことができました。自分が真正面から向き合うと子どもたちも心を開いてくれるのがわかり、やりがいを感じました。実習の最終日に担当したクラスの子どもたちと先生から貰った手紙は私の宝物です。採用試験やその対策で躓いて気が落ちそうになったときにもその手紙を見て元気を貰って頑張っていました。
 
後輩へのメッセージをお願いします
 教職実践センター には常に誰かしらの先生がいて、進路や履修について相談をしたり、試験問題について質問したりすることができるのが良いところだと思います。


島根県公立小学校合格
 髙久 瑠夏さん
(大田原女子高等学校出身)

  • 学生6(高久):インタビュー
    髙久 瑠夏さん

教員をめざすきっかけを教えてください
 私は中学生の時の担任の先生との出会いがきっかけで教員になりたいと思うようになりました。その先生の何事にも熱意をもって取り組み、生徒一人一人との関わりをとても大切にしている姿に強いあこがれを持ちました。学習面では、グループ活動を多く取り入れ、主体的で活発な授業を展開したり、テスト前には要点をまとめたプリントを作成したりして、楽しくわかりやすい工夫をされていました。部活動では毎日欠かさずご指導くださり、部員ができていないときは手本を示して下さいました。また、クラスで問題が起きたときは、「誰か一人の問題ではない」とご指導くださり、クラス全体で話し合い、解決しました。私もこの先生のように、何事にも積極的に取り組み、生徒一人一人との関わりを大切にした教員になりたいと考えています。
 
合格に向けてどのような準備をしましたか?
 大学1年生のころから教員採用試験は意識していました。週1回開講されていた 教員採用試験講座 に参加し、どのような勉強をしていけばよいのかを知るきっかけにしていました。本格的に試験勉強を始めたのは大学3年生の時です。5教科のうち自分の苦手な教科を主に勉強していました。テキストなどは特に買わずに、中学校時代のワークを使っていました。そして大学3年の年明けから過去問と教職教養に取り組みました。間違えた問題やよくわからなかった問題の解説をよく読み、ノートにまとめるようにしていました。試験当日はこのノートを持っていけば、ある程度大丈夫でした。
 
作新大での学びはどのように役立ちましたか?
 教員採用試験講座は、試験に向けてモチベーションを上げることに有効だったと思います。一人だけで勉強していても中々はかどらないことが多かったですが、講座に行き、自分と同じように教員を目指している学生とコミュニケーションをとることで、自分も頑張ろうという気持ちになりました。
 そして、実習やボランティア活動で、教育現場に行き直接児童生徒と触れ合えたことはとても大きな学びがあったと思います。ここでの経験は、2次試験で場面指導等があったときに、より具体的に児童像を想像し指導することに役立ちました。
 
後輩へのメッセージをお願いします
 作新大の良いところは、教育のエキスパートがたくさんいることです。教職実践センター に行けば必ず先生がいらっしゃり、いつでも相談にのってもらえる環境が整っています。ここにいらっしゃる先生方は全員、校長先生を経験してきた方で、ためになるお話やアドバイスをたくさん聞くことができます。また、授業等でわからないことがあれば、担当授業の内容でなくても話を聞き、アドバイスをもらうことができます。


栃木県公立特別支援学校合格
 水沼 沙也さん
(宇都宮北高等学校出身)

  • 学生7(水沼):インタビュー
    水沼 沙也さん

教員をめざすきっかけを教えてください
 私の弟は視覚障害のため、特別支援教育を受けていました。弟の幼い頃からの成長をそばで見ていて、障害のある子どもたちにとって特別支援教育が如何に大切かということを感じ、特別支援学校の先生になりたいと考えるようになりました。
 自分自身の経験を生かし、障害のある子どもをもつ家族の気持ちにも寄り添いながら、子どもたちの持てる力を最大限引き出すことのできる先生になりたいと思います。
 
合格に向けてどのような準備をしましたか?
 教員採用試験の約1年前から勉強を始めました。3年生の冬までは参考書を使って知識をつけるようにしました。年が明けてからは過去問を解き始め、間違えた問題は参考書で復習するようにしました。参考書、過去問共に答えを覚えてしまうくらい繰り返し解きました。
 1次試験後は、2次試験に向けて論作文や面接、集団討論の練習に取り組みました。論作文は様々な題材について書き、何度も先生に添削をしていただきました。面接は友達とお互いに見合ったり、先生に面接官役をお願いして練習をしたりしました。集団討論は採用試験を受ける友達と声を掛け合って集まり、何度か練習をすることで、できるだけ本番の雰囲気に慣れるようにしました。
 
作新大での学びはどのように役立ちましたか?
 大学で実施されていた「個人面接」・「集団討論」の練習に毎回参加していたことは、合格につながった一つの理由だと思います。試験本番の空気を味わうことができたとともに、自分と同じように合格を目指す仲間と一緒に練習を行うことで「自分も頑張らなきゃ」という気持ちになりました。
 また教育実習での経験もとても印象に残っています。分からないことや困ったことがあった際には自分から先生方に質問するようにしたことで、学び多き実習となりました。こうした経験から主体的に学ぼうとする姿勢を持つことの大切さを学びました。この経験は採用試験へ向けて勉強をする際にも役立ちました。自分の置かれた場所でどれだけ努力をすることができるのかは自分次第であり、先生になりたいという強い気持ちをもって学び続けることができたのも教育実習での経験があったからだと思います。
 
後輩へのメッセージをお願いします
 作新学院大学の良いところは小学校教諭だけでなく特別支援学校教諭の免許も取得できるところです。また少人数制のため先生と学生の距離が近く、経験豊富な先生方から手厚いサポートを受けることができるところも作新学院大学の良さだと思います。


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