作新学院大学からのお知らせ

<学長コラム>日々に自らを新しく

<学長コラム>日々に自らを新しく
(最終更新日:2020/06/25)

感染予防対策は「倫理観」が鍵に

  • 原稿

現在、新型コロナウイルス感染予防対策を巡り、世界中が逼迫〈ひっぱく〉しています。日本では特に東京都などの大都市でいわゆるオーバーシュート(爆発的感染者急増)による医療崩壊の恐れも出てきています。
 
私は日本で今後、感染者が減少するかどうかの鍵を握るのは、一人一人の倫理意識だと考えます。もし自己中心的な考え方がまん延して「倫理崩壊」が起これば、取り返しのつかない状態になるでしょう。同ウイルス対策で日本は欧米のロックダウン(都市封鎖)などの法的措置を取らず、外出や営業の自粛などの「要請」にとどまっています。つまり一人一人の倫理的判断に委ねられているわけです。
 
9年前の東日本大震災のときと同様、法的拘束力を伴わなくても、自律的に行動できる日本人であることを、今こそ世界中に示す時です。一人一人が他者を思いやる素晴らしい倫理観を再認識し、行動してほしいと思います。
 
 
2020年4月17日
作新学院大学
作新学院大学女子短期大学部
学長 渡邊 弘