- <学長コラム>日々に自らを新しく
- (最終更新日:2023/03/27)
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2023年3月27日「新たな一歩を踏み出す季節」
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3月19日(日)、前日までの雨も上がり、春の陽ざしが感じられる中、本学の学位記授与式が行われました。大学、短大、大学院の卒業生・修了生424名が新たな一歩を踏み出し巣立って行きました。
学位記授与式の式辞において私は、生命誌研究者の中村桂子氏の「生きものの世界には本来、区別はあっても、差別はない。アリとライオンを比較して、どちらが優れているかを決めることに何の意味もない。」という言葉を引用し、これからの時代には多様性を重視して行くことが求められており、そのことが豊かな人間関係を育んで行くことにもつながるのだと述べました。
三年にわたるコロナ禍もようやく出口が見えはじめ、私たちの社会は次第に活気を取り戻しつつあります。8月にはLRTの開業が予定されています。本学の清原キャンパスはJR宇都宮駅とLRTの路線一本でつながることになります。本学学生の活動範囲が広がり、様々な体験や学びを通して成長できる機会が増えて行くことが期待されています。
間もなく令和5年度の新学期を迎えます。春休みの期間にたくましく成長した学生の皆さん、そして本学で新たな学生生活をスタートさせる新入生の皆さんとキャンパスでお会いできることを、心から楽しみにしています。
2023年3月27日
作新学院大学・同女子短期大学部
学長 渡邊 弘 -
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