- 株式会社下野新聞社との連携講座 第10回 若菜英晴社長の特別講義
- (最終更新日:2024/12/28)
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2024年12月28日
令和3年度より開講している「株式会社下野新聞社」との連携講座「マスコミ論」(経営学部・人間文化学部の共通教育科目、全15回)において、令和6年11月28日(木)に若菜英晴 下野新聞社代表取締役社長を講師に迎えた講義「デジタル時代を生きる~新聞の実力、価値、そして課題~」が行われました。
本講義はこれから社会人として経済的、精神的に自立した生活を営んでいく学生の皆さんが、正しい情報を適切に獲得するために、地元の下野新聞社と協力して授業を進めているものです。
若菜社長は、昨年に続き 新聞業界の現状とデジタル時代の新聞社の役割について取り上げました。また、インターネット情報やソーシャルメディアから事実に迫るためのデジタル技術の活用について解説し、現代社会における新聞の役割と価値、そして抱える課題をわかりやすく説明しました。ネット上にあふれる情報に踊らされず冷静に情報を判断するための方法として「ソ・ウ・カ・ナ点検」(即断しない、うのみにしない、偏らない、中だけ見ない)と「だ・い・じ・か・な点検」(誰が発信? いつ発信? それは事実? 自分とどう関係? なぜその情報を発信?)を紹介し、情報に対する慎重な姿勢を持つ重要性を学生たちに呼びかけました。
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各回の講義の様子
本講義は、令和6年9月26日から令和7年1月9日にかけて行われ、下野新聞社の現場で活躍する記者や各部局の専門職が講師を務め、多彩なテーマでの講義が展開されています。デジタル技術とジャーナリズムの融合についての深い学びを提供する講義は学生にとって現代社会を生き抜くための貴重な知見を得る場となっています。
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