- 令和7年度作新学院大学公開講座 第24回最先端先導的経営特別講演会を開催しました
- (最終更新日:2025/06/26)
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2025年6月26日
ローカルメディアのすすめ〜地域とつながる放送の力〜 6月20日(金)作新学院大学公開講座、第24回最先端先導的経営特別講演会を開催しました。
今回は「ローカルメディアのすすめ〜地域とつながる放送の力〜」と題し、講師にとちぎテレビで長年キャスター・スポーツ実況を務められているフリーアナウンサー篠田和之氏をお迎えしました。日本の放送のしくみ、災害時におけるメディアの役割、そして地域に根差したスポーツ中継の意義や課題について、多くの具体例を交えてお話しいただきました。
講演では、1995年の阪神淡路大震災や2011年の東日本大震災といった災害時の報道対応を振り返りつつ、スマートフォンやSNSの普及による情報伝達の変化についても紹介されました。また、「ローカル局として地域に根差した情報をいかに届けるか」という視点から、とちぎテレビが築いてきた地域密着型ニュースやスポーツ中継の取り組みについても語られました。視聴者に「生の魅力」を伝える工夫やファン層の広がり、実況アナウンサーの育成といった現場の課題が具体的に共有され、学生たちにメディアという将来の職業の選択肢としての魅力も呼びかけられました。
当日は経営学部・人間文化学部の学生や教職員、さらに地域の方々を含む約170名が参加。質疑応答の時間には活発な意見交換が行われ、メディアの社会的役割やスポーツ文化の発展における放送の意義について理解を深める貴重な機会となりました。
とちぎテレビ:6月20日ローカルメディアの魅力伝える 作新学院大の公開講座で篠田アナ -
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