作新学院大学からのお知らせ

日本商工会議所主催簿記検定試験1級に1年生が合格

日本商工会議所主催簿記検定試験1級に1年生が合格
(最終更新日:2025/08/18)
  • 本文
    渡邊学長(左)・合格者の今井さん(中央)・杉本特任教授(右)

2025年8月18日
 
「第170回日本商工会議所主催簿記検定試験(2025年6月8日実施)」において1級に1名が合格しました。1級は宇都宮商工会議所管内で2名が合格、合格率5.4%という大変高度な知識を要求される難易度の高い試験です。
 
今回合格した経営学部経営学科1年 今井 佳苗さんは、入学前の2月から本学に通い、熱心に勉強に取り組み今回の合格につながりました。現在も、毎日資格取得支援室で日々研鑽を重ね公認会計士短答式合格を目指して取り組んでいます。
本学からの1級合格者は4年ぶりの快挙であり、1年生の合格者としては最年少の合格です。本当に、おめでとうございます。
 
第170回日本商工会議所主催簿記検定試験 1級 合格者
経営学部経営学科1年 今井 佳苗
 
今井 佳苗さんのインタビュー
簿記の資格取得を目指したきっかけを教えてください
 高校を辞めて何もしていなかったときに、「このままじゃだめだ」と思い勉強を始めました。その中で「履歴書にかけること」・「学んだことを直接仕事につかえること」として、簿記検定試験を受けようと決めました。勉強をしているうちに楽しさを感じ、より専門的な「公認会計士」を目指すことにしました。現在は、在学中の会計士試験合格と、将来は監査法人で働くことを目標に毎日勉強しています。
 
合格に向けてどのような準備をしましたか?
 大学の合格発表後すぐに、資格取得支援室の見学に行き、室長の杉本 育夫先生が「明日から来て良いよ。」と言ってくださったので、その日から資格取得支援室で勉強を始めました。私は家で集中できないタイプだったので、なるべく毎日大学に来て勉強をしました。「やる気が無くても登校し、ダメなら家に帰る」という方法でやっていましたが、資格取得支援室に来てしまえば、勉強できることが多かったと思います。
 試験への取り組みとしては、テキストを一周したら総合問題演習と過去問にチャレンジするよう心がけていました。解けなかった問題はテキストに戻ったり、支援室に置いてある他の教材を使ったりして理解を深めました。
 
作新学院大学や資格取得支援室での学びはどのように役立ちましたか?
 大学には様々な先生がいて、いろいろな考え方を知ることができたのが良かったと思います。今は資格の取得に励んでいますが、「資格がすべてじゃないから、大学でいろいろなことを学んでね。」と言ってくださる先生もいて気持ちが救われました。また、資格取得支援室での学びとしては、試験の1か月前から、週に一度森 亮太先生が日商簿記1級の受験者向けに講座を開いてくださっていたので、難しい問題への対応力を身に着けることができました。杉本先生は予想問題集を作成してくださり、本番を意識した勉強ができました。予想問題はすべて当たっていたので本番でとても驚きました。
 
後輩へのメッセージをお願いします
 作新大では、資格取得者への卒業単位一部免除や資格取得奨励金給付制度があるので、勉強のモチベーションを維持しやすいです。先生方は会計士・税理士・簿記の教科書の執筆などに関わった方が多く、安心して質問することができます。資格取得支援室ではエアコンが効いた快適な環境で、毎日自習をすることができます。また、一緒に資格取得に取り組む会計研究部のメンバーや先生方など、応援してくれる人がたくさんいるのも作新大の良いところだと感じています。