- 安野巧真さん(経営学部3年生)岡田直樹さん(経営学部1年生)らが第9回とちぎアントレプレナーコンテストで最優秀賞を受賞
- (最終更新日:2022/01/06)
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2022年1月5日
12月18日(土)栃木県内在学や出身の高校生・大学生が起業のアイデアを提案する「第9回とちぎアントレプレナー・コンテスト」の最終選考会と表彰式が開催され、本学経営学部3年生の安野巧真さん・同学部1年生の岡田直樹さんの所属する「株式会社Deer」が2889件の応募の中から、最優秀賞を受賞、人間文化学部3年生の天田航さん・同2年生の山内祥輝さん・同学部1年生の関美奈さんの所属する「株式会社sanfelis」が奨励賞を受賞しました。
「株式会社Deer」では、農作物の食害をもたらす鹿が駆除された際、これまで廃棄処分となっている部分(肉・角・皮革等)に目をつけました。栄養価が高く、カロリーの低い鹿肉を食肉用やペットフードに加工し販売すること、角や皮革を加工した装飾品等の販売、また、若手の猟師のサポートや育成も手掛けることを目標として活動する予定です。
・とちぎアントレプレナーコンテストについて詳しくはこちら
学生のコメント -
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経営学部3年生 安野巧真さん
今回このコンテストで最優秀賞を取るために、Alterというサークルを作り、同じ志を持つ仲間をつくることから始めました。
様々な出会いを通して今回の提案をしてくれた岡田君と出会い、共感するテーマを見つけることが出来ました。
先生にも協力していただきながら、栃木県内の狩猟の現状、農業への影響、鹿肉の特性や利用方法、卸先を皆で調査、まとめ上げました。
発表用のPowerPointの作成やプレゼンのやり方についても、伝わりやすく、印象に残るものにするためにYouTubeやSNSを活用して勉強しました。
一生懸命やってきたことが実を結び、今回最優秀賞を取ることが出来て本当に嬉しいです。
また、親身になって対応してくれる先生や仲間には心から感謝しています。
経営学部1年生 岡田直樹さん
私は祖父が猟友会の会長をしていることから、幼いころから狩猟の現場になじみがありました。
最近は猟友会のシニア化が進み、思うように実績があげられず農業に被害が多発していることや、市場がうまく回っていないことに胸を痛めていたことから、今回のアイディアを思い付きました。
一緒に考え、調査をした仲間が居たこと、先生がやりたいことを理解して親身になってくれたこと、頑張る人を応援してくれる大学の姿勢、すべてに感謝しています。
これからは会社の社長になることに、自覚を持って様々な物事に取り組み、人とのつながりを大切に、与えられた機会を存分に使って自分自身の成長させていきたいと思っています。 -