9月も下旬となり、大学・短大とも後期の授業が始まっています。秋の気配を感じる清原キャンパスには、元気な学生の姿が見られるようになりました。学生の皆さんには、具体的な目標を持って授業や研究等に取組み、成長していただきたいと思います。
　さて、コロナ禍の第7波もようやく収束が見通せる状況になってきました。令和2（2020）年に始まるコロナ禍の中で、私たちは感染防止に努めつつ、様々な事を学び、教育機関としての対応力を高めてきているように思います。
　連休明けの9月20日（火）の台風14号接近の時、大学は後期授業が始まっていましたが、9月17日（土）に学生と教員に「緊急メール」を発信して速やかにオンライン授業に切り替えることができました。本学の教育活動を継続させる力が向上してきていることを実感すると共に、緊急対応の体制をしっかり機能させてくださった教職員の皆さんに感謝しています。
　栃木県では、10月1日（土）から「いちご一会とちぎ国体（国民体育大会）」が、10月29日（土）からは「いちご一会とちぎ大会（全国障害者スポーツ大会）」が開催されます。本学からも、陸上、サッカー、バドミントンの競技に選手や監督として学生・教職員が参加します。また多くの学生がボランティアスタッフとして両大会の運営を支えることになっています。来県される選手や関係者の皆さんには、３年ぶりに開催されるビッグイベントを心から楽しんでいただきたいと思います。両大会の成功を心よりお祈りいたします。
　
2022年9月30日
作新学院大学・同女子短期大学部
学長　渡邊　弘