令和４年も残すところ１ヶ月となりました。今秋は「３年ぶりの開催」という言葉に触れる機会が多くありました。10月に栃木県を舞台に３年ぶりに開催された国体や障害者スポーツ大会、11月に宇都宮市の清原地区で３年ぶりに開催された宇都宮マラソン大会などは、コロナ禍に負けず社会が活力を取り戻して来ていることを感じさせてくれました。いずれの大会も本学の学生が多く選手やボランティアスタッフとして参加しており、大きな成長につながる貴重な体験をさせていただきました。
　「３年ぶりの開催」といえば、11月12日（土）に本学が開催した作新祭も「３年ぶりの対面開催」でした。しっかりとした感染防止策を講じた上で、この清原キャンパスに地域の皆様をお迎えして、学生たちの活動や企画イベントを安心して楽しんでいただくことができました。コロナ禍の中、この作新祭へのご協賛をいただきました地元企業の皆様には、心より御礼申し上げます。
　11月の作新祭の開催までには、実行委員会や学生部委員会、危機管理会議などで何度も協議や調整を重ねました。当日来場いただいた皆様の笑顔に接した時は、学生も教職員も数ヶ月間の取組みの成果を、大きな喜びと共に実感することができました。
　コロナ禍に負けることなく、今後もキャンパス内の感染防止対策を徹底し、安心して学び、活動できる環境の維持に努めて参ります。
　
2022年11月30日
作新学院大学・同女子短期大学部
学長　渡邊　弘