作新学院大学からのお知らせ

佐々木琴乃さん(4年)が税理士試験「簿記論」に合格

佐々木琴乃さん(4年)が税理士試験「簿記論」に合格
(最終更新日:2022/12/09)

2022年12月9日
 「令和4年度(第72回)税理士試験」において、経営学部経営学科4年の佐々木琴乃さんが、会計学に属する科目「簿記論」に合格しました。「簿記論」は合格率23.0%(令和4年度)の難関試験です。大学在学中での合格は、本学にとって 昨年 に引き続き2年連続の快挙となりました。佐々木さんは、本学 資格取得支援室 のSA(スチューデント・アシスタント)として、資格取得をめざす学生のサポートもしてくれています。
 なお、税理士試験は科目合格制をとっており、会計学に属する2科目、税法に属する3科目の計5科目に合格することで、最終合格となります。今後、佐々木さんは作新学院大学大学院 経営学研究科 に進学し、残りの科目合格(※)に向けて試験勉強を進めていく予定です。
※ 本学の大学院経営学研究科には「税理士試験科目免除制度」があり、学位取得による論文審査で税理士試験科目の2科目が免除されます。
 
⇒本学の資格取得サポート体制はこちら
税理士試験「簿記論」合格  佐々木 琴乃さん(作新学院高等学校出身)

  • インタビュー
    佐々木琴乃さん

合格に向けてどのような準備をしましたか?
 私は大学に入学してから簿記の学習を始めたので、入学後、まずは日商簿記3級の勉強から行いました。日商簿記を順番に受験していき、本格的に税理士試験の勉強を開始したのは1年前です。税理士試験は年に一度しかないので、1年前からコツコツと試験勉強を進めました。これまで日商簿記の基礎学習から地道に取り組んできたことで、自分に合った学習方法を見つけ、学習の習慣を定着させることができました。それが税理士試験の学習にも役立ち、合格に繋がったのだと思います。
 
作新学院大学での学びはどのように役立ちましたか?
 作新学院大学は、資格取得の勉強をするための環境が整っています。学生が自由に利用できる「資格取得支援室」が設置されていて、そこでは専門の先生方や先輩たちに、分からないところを気軽に聞くことができます。目標に向かって共に切磋琢磨できる仲間もいて、モチベーションを下げることなく勉強に集中できるので、とても良い環境だと思います。
 この環境で学ぶ中で、試験勉強は周囲との競争だけではなく、自分に向き合うことが大切だと学びました。自分の性格を知り、自分に合ったスケジュールや学習方法を探すことで、効率的に学習することができ、試験勉強と学生生活との両立ができるようになりました。また、学生生活を通して、たくさんの先生方や同期、後輩と知り合い、さまざまな価値観を持つ人とのコミュニケーションの中で、自分の視野を大きく広げることができました。
 
今後の目標を教えてください
 将来の夢は「税理士」です。大学2年の終わり頃、会計事務所での勤務経験のある大学院生の方から、仕事内容ややりがいについて聞くうちに、税理士の仕事に興味を持つようになりました。将来は、企業の経営者を支え地域に貢献できる税理士になりたいと考えています。