作新学院大学からのお知らせ

元山 良さん(大学院修了者)が税理士資格を取得しました

元山 良さん(大学院修了者)が税理士資格を取得しました
(最終更新日:2024/02/22)

2024年2月22日
大学院 経営学研究科 修了者の元山 良さんが、税理士資格を取得しました。税理士試験は科目合格制をとっており、会計学に属する2科目、税法に属する3科目の計5科目に合格することで、最終合格となります。元山さんは、会計学に属する科目「簿記論」「財務諸表論」、税法に属する科目「国税徴収法」に合格後、本学大学院経営学研究科 博士(前期)課程に入学しました。税理士試験科目免除制度(※)により国税審議会から税法に属する残り2科目の合格が認められ、2023年度に税理士として登録されました。難関の税理士試験に合格した元山さんに、税理士の魅力や本学での学びについて聞いてみました。
 
※ 本学の大学院経営学研究科には「税理士試験科目免除制度」があり、学位取得による論文審査で税理士試験科目の2科目が免除されます。
⇒本学大学院経営学研究科の詳細は こちら
⇒資格取得サポート体制の詳細は こちら

税理士試験合格者インタビュー

  • プロフィール
    元山 良さん


 
元山 良さん
元山良税理士事務所 勤務
作新学院大学大学院 経営学研究科 博士(前期)課程 2021年度修了


税理士を志したきっかけを教えてください。
 2016年頃、親族に税理士がいたことがきっかけで、税理士を目指すようになりました。作新学院大学大学院 を選んだ理由は、自宅から通える距離にあること及び、卒業生で税理士になった人が多数いるという実績面でした。
 
税理士の仕事の魅力を教えてください。
 元山税理士事務所 の所長として、中小企業のクライアント様を支援しています。仕事のやりがいとしては、専門職として頼られることです。また、税金だけではなく経営全般について相談いただくこともあります。開業税理士のメリットとしては、勤務時間に縛られず、自由な働き方ができるという点です。
 
税理士試験合格に向けて、どのような準備をしましたか?
 大学院時代には、論文執筆にあたりとにかく一次資料の収集を入念に行いました。良い素材が集まれば、良い論文が自然と出来上がるということを実感いたしました。
 税理士試験に関しては、予備校に通っておりましたので、毎週の宿題やミニテストを欠かさず受けるようにしていました。
 
本学での学びはどのように役立ちましたか?
 税法論文の執筆は、税理士科目試験とは違った面白さがありました。根拠を入念に集め、それらを理論立てて構成するスキルを身に着けることができました。そのスキルが現在、クライアント様への説明の場面などで役に立っています。
 また、大学院に通ってよかったと思うことの一つに、人脈があります。ご指導いただいた先生や、当時一緒に論文執筆を行った同期の友人、いろいろとわからないところを親切に教えてくださった先輩ともいまだにお付き合いが続いています。これらは私の財産の一つとなっています。
 
今後の目標を教えてください。
 大学院で学んだことをクライアント様の事業発展のために活用していきたいと考えております。