- 【学生インタビュー】税理士試験合格者インタビュー
- (最終更新日:2025/03/03)
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2025年3月3日
令和6年8月に実施された第74回税理士試験の受験結果が発表され、本学からは7名が受験し、2名が「簿記論」(合格率17.4%)に合格しました。本学から税理士試験の科目合格者が出るのは今年で5年連続となり、今回は初めてとなる3年生での合格者が誕生する快挙となりました。
今回は、見事合格を果たした経営学部経営学科3年 加藤 雅貴さんに、本学での学びや試験勉強について聞いてみました。
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税理士試験科目 簿記論合格
加藤 雅貴さん(作新学院高等学校卒業)
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商業や経営に関わる仕事を目指したきっかけを教えてください
私は、勉強が嫌いでした。そのため、中学校の成績の順位は下から数えた方が早いくらいで、「勉強をしたところで何に使うんだ」と斜めに構えた考え方をしていました。私の考えが変わったきっかけは、大学の先生に簿記を教わり始めたことです。簿記は企業の経理部門や税理士事務所、会計事務所で欠かせないものであり、明確に社会で役に立つと聞いたとき、はじめて「勉強をしてみたい。」と感じました。
それからは大学の先生に簿記を教わり、高校3年生の頃に日商簿記検定2級に合格しました。大学に入学してからも会計分野を学び続け、税理士科目の「簿記論」に合格することが出来ました。
合格に向けてどのような準備をしましたか?
私が勉強を始めたのは1月の頃です。試験は8月に実施されるので、約8か月間かけて試験勉強に励みました。最初はとにかく問題集をたくさん解き、問題に慣れることを心がけました。初めの頃は時間通りに終わりませんでしたが、繰り返し解くことで解答数を増やしつつ、正答率を上げることができるようになりました。問題を満遍なく解けるようになってからは、テストで解けなかった分野を集中的に復習する形で勉強しました。苦手な分野が無くなってからは、テスト時間内に「解けるもの」「時間はかかるけど解けるもの」「解けないもの」に分けて、取捨選択をできるようにしました。
作新学院大学での学びはどのように役立ちましたか?
私が合格につながったと思うことは作新大の環境です。資格を勉強するうえで、資格取得支援室は様々な教科書・問題集・過去問が揃っています。それだけでなく、指導してくださる先生方やSAの方たちは現職を経験したり、関連の資格に合格していたりするので、私たちがどのように考え、問題のどこで躓くのかを理解したうえで指導してくださります。資格取得支援室という環境がなければ、私は勉強をしていなかったのではないかとさえ思います。
今後頑張っていきたいことは何ですか?
私は、自分が持っている資格の知識が活かせる経理の分野、またはそれに関係する仕事に就けるように就職活動に励んでいます。また、就職した場所で知識が色褪せないようにするため、これからも勉強を続けたいと考えています。
後輩へのメッセージをお願いします
作新大の良いところは、とにかく資格の勉強する環境が整っていることです。勉強する上で様々なテキストや問題集が配備されていて、勉強の資料に困りません。また、資格に合格した先輩方が教えてくれるおかげで、勉強の仕方やいまいち分かりきっていないものもしっかりと理解することができます。また、資格に合格することで、授業の単位を免除することもできるので、空きコマの時間を自分の勉強やスキルアップに使うことができます。 -