- 【学生インタビュー】公務員試験合格者
- (最終更新日:2025/03/10)
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2025年3月10日
本学では、公務員試験合格をめざす学生へのサポート体制が充実しています。キャリア・就職支援課 では、公務員試験や企業の採用試験に関するアドバイスを随時実施し、学生一人一人の夢の実現をバックアップしています。また、資格取得支援室 では、専門講師による 公務員試験対策講座 を開講しています。
今回は公務員試験合格者の中から、益子町役場の採用試験に合格した経営学部経営学科4年 谷口 諒磨さん、さいたま市消防局の採用試験に合格した経営学部経営学科4年 戸井田 航さん、栃木県警察本部及び福島県警察本部の採用試験に合格した経営学部経営学科4年 片山 純平さん に、本学での学びや試験勉強について聞いてみました。
⇒就職サポート体制の詳細は こちら -
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公務員をめざすきっかけを教えてください
大学に入学する前から、安定した職業に就きたいという気持ちはあり、大学生活の中で、地元で働きたいとも思うようになったため、その両方をかなえられる益子町役場への就職を目指すようになりました。将来は、益子町の抱える少子高齢化、過疎化といった問題の解決に努めると同時に、地域の人の声を聴くことができる公務員になりたいと考えています。
合格に向けてどのような準備をしましたか?
公務員試験の準備は試験の2か月程前から始めており、益子町の広報に目を通して、試験の募集要項を確認する、町の基本的な特徴をつかむ、といったことをしていました。勉強の内容としては、地方公務員の過去問やSPIの問題を中心に解いていて、購入した分のテキストを試験日までに2周できるように1日のノルマを決めて勉強をしていました。面接は、質問を対策しておこうと思い、公務員試験でよく聞かれることをインターネットで調べて、ノートに50個ほどリストアップし、すべてに適切に答えることができるように練習しました。
作新学院大学での学びはどのように役立ちましたか?
一つ目は 資格取得支援室 での勉強です。私は1年生の5月に 会計研究部 に所属し、そこから3年生の後期まで簿記の勉強をしていました。ここで簿記の資格をいくつか取得することができたため、履歴書で書くことには困らなかったし、就職活動で有利に動けたのではないかと思いました。
二つ目はゼミの授業です。私の3年生のゼミの授業では、班で論文を作ってみるというカリキュラムが組まれていました。授業の中で、班のメンバーに発言したり、クラスメイトの前で経過報告等を発表したりする機会がとても多く、人前で発言するという経験をたくさん積むことができました。元々人前で話すことは大の苦手でしたが、ゼミでの経験は面接でとても役に立ったと思います。
後輩へのメッセージをお願いします
作新学院大学の良いところは、資格取得のための支援がとにかく手厚いところだと思います。特に、会計分野の資格取得への支援が手厚く、資格を取得することで奨励金がもらえたり、授業の一部が免除できたりと、さまざまな面で良い待遇を受けることができます。さらに、経営学部では会計学や簿記に関する授業が多く、会計研究部という簿記の資格取得を目的とした部活動も活発であるため、自分と同じレベルで簿記の勉強ができる仲間が簡単に見つかるというのも良い点です。独学では取得が難しいといわれる簿記の資格を比較的簡単に取得できたと感じられるのは、作新学院大学の特長の一つだと思います。部活動やサークルに入るかどうか迷っている人は、会計研究部に入部することをお勧めします。
また、作新学院大学では先生ごとに オフィスアワー が設定されており、学生が先生に対して直接質問や相談をすることができます。自分の抱える疑問や不安を先生に話すことができるのはとても良いことだと思うし、先生と学生との距離が近いことは作新学院大学の魅力だと感じました。 -
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公務員をめざすきっかけを教えてください
消防官である父の背中を幼少期から見てきたため、物心ついた頃から消防官になりたいという思いがありました。それからその思いは変わらず、就職を考えた時には迷いなく消防官を目指すと決めました。
今後、私は消防官として市民の安心・安全を守るのはもちろん、近年複雑多様化している災害に対して迅速に対応出来る消防官になりたいと思っています。
合格に向けてどのような準備をしましたか?
私は、硬式野球部 に所属しておりましたが、試験勉強に専念するため大学3年生10月の秋季リーグ戦を最後に休部という形を取り、試験勉強に取り組み始めました。
試験勉強の開始時期が周りと比べてとても遅かったため、大学に在学しながら公務員試験対策専門の予備校にも通い、カリキュラムに沿って対策してきました。試験勉強の開始時期が遅く、試験日程も6月と早かったため、約8ヶ月の短い期間での勝負となりましたが、1日8~10時間の勉強時間を確保し、体作りのためにジムに通うという生活をほぼ毎日続けました。とても過酷な日々でしたが、いざ試験当日になると今まで頑張ってきた日々が自信となり試験に挑むことが出来ました。
作新大での学びはどのように役立ちましたか?
私は硬式野球部での活動において、仲間と協力して共通の目標・目的に向かって役割を果たす「協調性」の大切さ、厳しくキツイことに対して負けない「忍耐力」・「精神力」が鍛え上げられたと感じています。消防官はチームで行動するため、「協調性」が大切であり過酷な現場においての「忍耐力」・「精神力」が求められます。それを作新学院大学の硬式野球部で学べてとても良かったと感じています。
後輩へのメッセージをお願いします
作新学院大学は、授業にしっかり出席する、提出物をしっかり出す、テストの点をしっかり取る、といった当たり前のことが出来れば、基本的に単位が取れます。そのため、自分自身でしっかりと授業スケジュールを組み通学していれば、3年生の後期にはある程度自分の時間が作れるため、私のように公務員試験対策の勉強時間に割くことが出来ます。大学を卒業するためだけでなく、自分次第で今後の人生のための時間を作れるというメリットがあるので、今後自分がどうなりたいか、ビジョンを描けている方は作新学院大学をお勧めします。 -
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公務員をめざすきっかけを教えてください
小学生の頃、警察官が人を助けている姿や、周りの人に頼られている姿に憧れ、警察官になろうと思い始めました。私は将来、たくさんの人に頼りにされ、私が憧れた警察官のような存在になりたいと考えています。また、私のように警察官に憧れを抱き、警察官を目指す人が増えて欲しいと思っています。
合格に向けてどのような準備をしましたか?
本格的に勉強を始めたのは大学3年の12月頃、つまり教養試験の半年程前です。それ以前に全く勉強をしていなかったわけではありませんが、あまり手をつけていませんでした。本格的に勉強を始めてからは、少しの時間でも毎日勉強することを意識しました。また、使った教材は高校の頃の教材がほとんどで、過去問などは 資格取得支援室 でコピーして利用していました。警察官の場合、教養試験だけではなく体力試験もあるため、両立が大切です。体力に自信がない人は、体力試験の2ヶ月前にはトレーニングを始めたほうが良いと思います。
作新大での学びはどのように役立ちましたか?
一番役に立ったことは、簿記の資格取得に励む授業や課外活動があったことです。大学では、勉強するかしないかを決めるのは学生自身です。そのため、授業や課外活動を通して、勉強する意識が作れたことはとても良いことであり、就職活動にも役立ちました。公務員試験の勉強をいきなり始めるのは大変なので、授業やさまざまな課外活動を通して、勉強に慣れておくことが大切だと感じました。
後輩へのメッセージをお願いします
作新学院大学の良いところは、学ぶ姿勢があれば先生が味方してくれることです。他の大学に比べると学生の人数が少ないため、先生との距離は近いと感じます。勉強だけでなくさまざまなことに意欲がある人は、自分の強みや良さを伸ばせる、とても良い学校だと思います。 -