- 令和7年度「大学院進学講座」を開講しました
- (最終更新日:2025/08/05)
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2025年8月5日
7月23日(水)大学院 経営学研究科 博士(前期)課程への進学を目指す学生を対象とした「大学院進学講座」がスタートしました。本講座は、 大学院で学ぶ高度な経営学について理解を深め、研究活動を円滑に開始するために必要な知識と技術の習得を目的としています。
講師は、石川 順章 准教授、斉藤 麗 教授、中川 仁美 教授が担当し、全15回の開講を予定しています。大学院での講義や研究活動、本学経営学研究科の特色についての知見を広げるほか、研究計画の立案や大学院入試対策にも取り組みます。第1回目のガイダンスでは、講座の趣旨や授業計画について説明があり、参加した学生は真剣な表情で耳を傾けていました。
近年、専門性の高い人材へのニーズが高まる中、大学院進学の重要性が増しています。本学経営学研究科では、税理士などの高度な専門職や、スポーツマネジメント分野のプロフェッショナルとして、経済界をリードする人材を育成しています。
講座の担当教員
石川 順章 准教授
研究分野は公益事業論、すなわち日常生活に必要な事業です。以前は鉄道会社の経営多角化を中心に、現在はスポーツの公益性について研究を行っています。私が公益事業について興味を持ったのは、大学4年生になってからです。皆さんも、深堀したいテーマについて、自ら仮説をたてて、それを立証する力をつけてほしいと思います。 -
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斉藤 麗 教授
研究分野はスポーツ経営学です。その中でも、スポーツ組織論を専門としています。特に、運動部活動のマネジメントについて研究を行っています。経営学について、「スポーツ」を対象にわかりやすい授業を行います。論文は、白紙の紙に自分自身で問題を作り、式をたて、答えを導き出すものです。皆さんが素朴に思っている疑問を科学的に証明してみましょう。 -
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中川 仁美 教授
研究分野は、財務会計です。その中でも、会計史を専門としています。1850年代のアメリカ鉄道会計は、近代会計理論の形成に多大な影響を与えました。歴史的事実は、会計処理の本質を知り、未来を予測するデータと成り得るため、歴史研究は非常に重要です。大学院では、会計学研究の奥深さについて、皆さんと一緒に考えていけたら幸いです。 -