作新学院大学からのお知らせ

人間文化学部の学生が「社会福祉法人 希望の家」施設実習に参加しました

人間文化学部の学生が「社会福祉法人 希望の家」施設実習に参加しました
(最終更新日:2019/04/02)
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2018年9月12日
作新学院大学教職課程の教育では、講義以外に小中学校、特別支援学校や障害児者施設見学等の活動を通じて、障害のある子ども達や成人の方々の学校生活・日常生活を具体的に知る機会を設けています。
 
台風一過の9月6日(木)に知的障害児教育法1(講師:野村勝彦)を受講する学生5名と内地留学生1名の現職教師が、鹿沼市武子の社会福祉法人希望の家を訪問し、施設等の見学に加え、利用者の皆様と作業を共にし、実習体験をしました。この施設は、故井深大ソニー株式会社社長・名誉会長によって昭和48年に創設されました。その理念は、「世の中から遠ざけられがちだった知的障害者が、生きていることの意味を自覚して、生き生きとした日々を送ってもらいたい」というものです。現在では、多機能型事業所である武子希望の家(就労移行支援、就労継続支援B型、生活介護)の他、同地にある鹿沼ハウス、さつきハウス、鹿沼市障がい者相談支援センターPLOW等、多様な社会福祉事業を行っています。
 
初めに武子希望の家 黒川理事管理者より施設の概要について説明をしていただき、星野職員の案内で施設を見学しました。続いて、数名ずつに分かれて利用者の方々と一緒に作業の実習を行いました。活動的な作業を行う、花卉班、椎茸班、浴槽の製造をするJSP班。そして手作業を中心とする、ビデオテープの分解・分別をするリサイクル班、箱おり作業などのキット班に参加させていただきました。
 
半日、鹿沼の澄んだ空気のもと汗を流し、また昼食を共にして、障害のある方々と爽やかでかつ温かな交流をすることができました。「共生」の素晴らしさを体験する良い機会を与えていただいた、社会福祉法人希望の家の皆様方に深く感謝いたします。

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