- 実習
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子どもたちとのふれあいをとおして、保育者としての専門性・人間性を養います。
実習は、学校で学んだ知識や技術を活用して、子どもたちの前で実践してみる場です。幼稚園教諭の免許を取得するための幼稚園実習と、保育士資格を取得するための保育所及び福祉施設における保育実習があります。実習に行くと、子どもたちから「先生」と呼ばれることになります。学生たちは、子どもを育てることの責任感を、身をもって体得します。 -
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幼稚園実習
「先生」として責任感と将来の目的意識を高めます。
幼稚園教諭の免許取得に欠かせない幼稚園実習は、1年次に実施される見学・観察・参加を中心とした実習13日間、2年次には責任・指導を中心とした実習10日間から構成されています。
幼稚園の園長、主任、教諭、そして何より園児たちと親しく交わることを通して、今まで学んだ理論が実際の教育現場で役立つことを実感します。実習初日はほとんどの学生が戸惑いを覚えますが、最終日近くになると「先生」と呼ばれる感動と責任感から、将来への目的意識が自然と高まっていくようになります。幼稚園実習は学生たちにとって、現場で実践的に学ぶことのできる絶好の機会であり、この体験が後の学習にも確実に活かされます。
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保育所実習
職務内容が実体験でき、保育士への理解が深まります。
保育士資格を取得するための必修科目である「保育実習」は11日間実施され、保育士の役割を実践的に学びます。まず乳幼児の生活や遊びの観察を通して、1日の生活の流れ、人的・物的環境、保育士の職務内容、チームワーク、勤務体制、家庭や地域社会との関係などについての理解を深めます。この他に、保育所での選択実習も用意されていますので、現場での学びをさらに深めることができます。
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施設実習
子ども観・福祉観を自らが検証する好機になります。
施設実習も11日間実施されます。主に児童福祉施設や障害児者施設で宿泊しながら行われ、学習支援や余暇活動、作業指導、療育など施設保育士としての職務と専門性を学びます。特に児童福祉施設や老人施設での実習はこれまで培ってきた子ども観・福祉観を自ら検証する機会となり、学生自らが主体的に取り組む姿勢が問われます。この他に、施設での選択実習も用意されていて、現場での学びをさらに深めることができます。 -
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